2. ドラッグ

 当たり前すぎる話ですが、覚醒剤、大麻等の違法ドラッグはあなたにとって悪影響を与えます。大麻については海外において取り締まりの対象外であったり医療用として使用が認められている場合がありますが、各国それぞれの置かれた状況がありますし、健常者が使用した場合は間違いなく心身に悪影響を及ぼします。
 また、あなたは気付かれていないかも知れませんが、市販・処方されている薬についても注意が必要です。薬の使用は必要最小限度にとどめてください。そして、どんな薬を購入・処方された時でも処方箋をよく読んでください。もれなく作用と副作用について書いてあります。副作用についてよく読んでみると飲むのを躊躇する内容が書いてあります。
 私の子供が幼少期に高熱を出したので、市販されている幼児用の解熱剤を服用させた事がありました。薬を飲んだ後、子供は発熱で疲れて眠ったのですが、1時間ほどすると突然起き上がり無意識の状態で家中をグルグルと走り回ったのです。病院に連れて行く前に飲ませた薬の副作用欄を読むと、正確な文言は忘れましたが寝ている最中に歩き回る事がある旨の記述がしてあって大変驚きました。

 重要な事は、処方箋に記述されている薬の「作用」と「副作用」は、両方ともにその薬の「作用」と思って服用してください。飲む人にとって有益な事が「作用欄」に不利益となる事が「副作用欄」に書いてあるだけです。製薬会社も訴えられたくはありませんから、副作用の記述については正確に書いてありますし、実際に起きても文句は言えないと考えて良いでしょう。