せっかく選んだ選択肢をやめてしまったのですから、一見すると時間・労力・金銭等の無駄遣いをしてしまったかのように思えます。しかし、それは大きな間違いであなたにとって沢山の成果を得ているという事を忘れないでください。
 例えば、パソコンの操作が上手くなりたくてパソコン教室に通ったのですが思い通りの結果が出なかったとします。そこで、「思ったより上手くならなかった」で終わってしまうのではなく、「パソコン操作はイマイチだったけど、文書作成ソフトのWordで物語を作る課題は楽しかった」あるいは「パソコン操作はイマイチだったけど、表計算ソフトのExelで数字の分析をする課題は楽しかった」もしくは「スクールの内容そのものはイマイチだったけど、高校以来疎遠になっていた友人と再会した」など何でも良いです。

  ここで重要なポイントは、いわゆる「失敗は成功のもと」とは異質のものであると認識してください。なぜなら、あなたが純粋に好きで選択している点でその他の事象とは違いますし、そもそもあなたがパソコン操作に適性があるか否かは、目標とする「あなたの進化」にとって失敗ではないです。失敗かどうかは、あなたも含めた誰かが勝手に判断しているものに過ぎませんから、ここでは何の意味もないことです。